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泌尿器科


前立腺肥大症


膀胱の下にある前立腺が肥大して、尿道を圧迫し、おもに排尿障害を起こす病気です。排尿障害の症状は、人によって実にさまざまであり、健康なときには、無意識に済ませている排尿がスムーズにいかなくなることで、日常生活に大きな支障をきたします。 。








前立腺肥大症の症状

・排尿後、まだ残っている感じがする(残尿感)

・排尿後すぐに尿意が出てくる(頻尿)
・排尿中に途中で途切れてしまう(尿線途絶)
・排尿を我慢するのがつらい(尿意切迫)
・排尿の勢いが弱い(排尿圧低下)
・いきまないと排尿できない(腹圧排尿)
・夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)  等々


前立腺肥大症の診断

・直腸指診
直腸から前立腺の後面を指で触り、その大きさ、硬さ、表面の状態などを調べます。

・尿道造影
尿道から造影剤を流しながらレントゲンを撮影して、尿道の閉塞状況や膀胱底の異常を確認します。

・ 尿流量測定
機械に向かって排尿してもらうことにより、一回尿量、排尿圧、排尿時間などを測定します。

・超音波検査(経腹、経直腸)
前立腺自体の大きさやその内部の状態を確認したり、膀胱の残尿量を測定したりします。



前立IPSS(国際前立腺症状スコア)


 
 
まったく
無し
5回に
1回
2回に
1回
2回に1回
未満
2回に1回
以上
殆ど常に
1
最近1ヵ月間、排尿後にまだ尿が残っている感じがありましたか?
0
1
2
3
4
5
2
最近1ヵ月間、排尿後2時間以内にもう一度行かねばならないことがありましたか?
0
1
2
3
4
5
3
最近1ヵ月間、排尿途中に尿が途切れることがありましたか?
0
1
2
3
4
5
4
最近1ヵ月間、排尿を我慢することがつらいことがありましたか?
0
1
2
3
4
5
5
最近1ヵ月間、尿の勢いが弱いことがありましたか?
0
1
2
3
4
5
6
最近1ヵ月間、排尿開始時にいきむ必要がありましたか?
0
1
2
3
4
5
7
最近1ヵ月間、床に就いてから朝起きるまでに普通何回排尿に起きましたか?
0回
1回
2回
3回
4回
5回以上
 
 
 
 
 
1から7の
合計点
 
  点 

判定

 

 

0〜7

8〜19

20〜25

     
軽症
中等症
重症



前立腺肥大症の時期


【第1病期(膀胱刺激期)】
夜間にトイレに行く回数が多くなる、尿の勢いがない、尿がすぐ出ない、少ししか出ない、時間がかかる(排尿障害)などの症状が出てきます。

【第2病期(残尿発生期)】
尿をした後もすっきりとせず残っているような感じがする(残尿感)といった症状が出てきます。

【第3病期(慢性尿閉期)】
昼夜を問わずトイレに行く回数が増えて、排尿にかかる時間が長くなり、一回の排尿に数分かかるようになります。時には尿が全く出なくなってしまうこともあります(尿閉)。




前立腺肥大症の治療


薬物療法

α1受容体遮断薬

蓄尿をコントロールする自律神経(交感神経)の命令を  受け止める器官をα1受容体といい、前立腺や尿道の  筋肉にも数多くあります。この薬の作用によって、自律神経の過剰な命令によって緊張している前立腺や  尿道の筋肉が、弛緩してリラックスするため、排尿障害のさまざまな症状が改善されるしくみです。



α1受容体にはa,b,dのサブタイプがあることが知られており、その内のa,dが前立腺及び前立腺部尿道に多く分布しています。

α1a受容体を中心とした遮断薬としてはハルナール、アビショットといった薬剤が有名で、α1d受容体を中心とした遮断薬としてはフリバスが有名です。


抗男性ホルモン剤

前立腺の肥大には男性ホルモンの関与があり、  男性ホルモン値を低下させることにより前立腺を  縮小させる薬剤(プロスタール、finasterideなど)


漢方薬、植物製剤

作用機序については不明ながら頻尿などの改善  効果があります。(牛車腎気丸、エビプロスタットなど)


手術療法

・TURP  (経尿道的前立腺切除術)

下図の通り尿道に内視鏡を挿入し、内視鏡の先端についた電気メスで前立腺を削る手術です。 通常1時間程度で手術は行うことができ、現在の前立腺肥大症手術の代表的なものです。



・前立腺被膜下摘除術

前立腺が非常に大きくなっている場合などに選択される方法で、下腹部を切開して前立腺の内腺を指で核出する方法です。



・レーザー治療(HOLEP、HOLAP、PVP 等)

経尿道的に前立腺をレーザーによって切除したり、蒸散させたりする方法です。
日本ではまだ一般的ではありません。

・温熱療法

尿道あるいは直腸から、マイクロ波や超音波を発振するカテーテルを挿入し、肥大した前立腺組織に照射して、加熱、壊死させる方法です。
多くの施設で行われていますが効果は6〜7割程度  




尿道ステント留置術


・TURP  (経尿道的前立腺切除術)

金属製の コイルを前立腺部尿道に 留置して尿道を確保する 方法です。
一般的には心疾患や 高齢のため手術が適応 にならない患者さんに 施行します。


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