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泌尿器科


過活動膀胱


過活動膀胱とは「尿意切迫感を有し、通常は頻尿および夜間頻尿を伴い、切迫性尿失禁を伴うこともあれば伴わないこともある状態。」
すなわち尿意切迫感があれば過活動膀胱と診断することのできる症状症候群であると定義されています。(2002年国際尿禁制学会)


疫学

・有症状率:12.4%
(40歳代:4.8%、80歳代:36.8%)
40歳以上の日本人における実数 : 約810万人

・QOLに対する影響:53.0%
(心の健康、活力、身体的活動)
・ 有症状者における受診率:22.7%


過活動膀胱の治療


・行動療法

・生活指導
過剰な水分摂取やカフェインの摂取の抑制やトイレ習慣の変更(早めに行くなど)

・膀胱訓練
15〜60分単位で排尿間隔を延長

・理学療法
a.骨盤底筋群体操  b.バイオフィードバック療法

・排泄介助
介護者や看護婦により時間排尿誘導やパターン排尿誘導


・薬物療法

・抗コリン剤
BUP−4、ポラキス、デトロール、スパスメックス、  プロ・バンサイン

ちなみに現在開発中の抗コリン剤
・テミベリン(日本新薬)
・抗ムスカリン作用+カルシウム拮抗作用
・デトルシトール(ファイザー)
M3サブタイプ高選択性
・ベシケア(アステラス)
持続型抗コリン剤
・イミダフェナシン(小野薬品)
M1、M3高選択性薬剤

・フラボキサート
ブラダロン

・抗うつ剤  
三環系抗うつ剤(トフラニール等)

・レジニフェラトキシン、カプサイシン
膀胱内のC線維を脱感作する作用。

・ボツリヌストキシン
組織からのアセチルコリンの放出の抑制

ついでに新しい作用機序の薬剤
・β3受容体刺激薬
ヒト膀胱の弛緩作用に関与するサブタイプはβ3受容体であることが明らかになった。現在開発中
・カルシウムチャンネルオープナー
平滑筋細胞膜のカルシウムチャンネルの開口は平滑筋の過分極を起こし、これを通してカルシウムの細胞内流入を阻止し、平滑筋の弛緩作用をもたらす。



・Neuromodulation

・電気刺激療法
経皮的、経膣的、経肛門的な電気刺激を用いて骨盤底筋を刺激する方法。

・磁気刺激療法
電気の代わりに磁気を用いて骨盤底筋を刺激する方法

・体内埋め込み式
刺激電極を体内に埋め込んで行う治療法

前立腺肥大症に合併する過活動膀胱の治療

・外科的治療法
対象
尿閉やBPHに起因する合併症のある患者と、全般重症度が中等症から重症の患者。
方法
TUR−P  前立腺被膜下摘除術

・薬物療法
α1ブロッカー
下部尿路閉塞のある患者に対しては長期に有効。下部尿路閉塞のない患者に対しては約3ヶ月ほどで効果が低下するといわれている。


一般医家による過活動膀胱の診断治療における留意点

・神経疾患の既往の有無
・血尿のみ認められる症例 n残尿量の多い症例(100ml以上)
・薬物療法で効果不十分な症例
以上のような場合は各専門医による治療必要
・膿尿の認められる症例
膀胱炎の治療を行い改善しない場合は泌尿器科専門医による治療必要


経腹エコーによる残尿量計測


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